2025-04-17 朝の幻想 日記 〜1960年代後半(5才頃)春のできごと〜 目覚めると兄姉たちはまだ眠っていました 私は自分の入っている布団の稜線を見ていました しばらく見続けていると布団カバーの毛羽立ちが 何か意志を持ったものに見えてきました 空想がふくらんでいきます 布団が砂漠になりました 毛羽立ちが人間の列になりました 人間の列が色々な形で動き出しました それは 砂漠を移動するサーカス一座でありました