風のスケッチブック

記憶を旅する脳内タイムトラベラーの手帳

登下校 ーレモネードー

中学の3年間 学校まで片道40分の道のりを

毎朝C君と一緒に歩いて通いました

学校からより遠い私がC君の家に寄っていくのですが

ある朝C君の支度が遅れて玄関先で少し待つことになりました

その時C君のお母さんが 待たせてごめんなさいね と言って

出してくれた温かい飲み物は とてもおいしい初めての味でした

後になってそれがレモネードという飲み物であることを

知りました